多くの学校には「演劇」という科目はないですよね。
「演劇の先生」もいないですよね。
じゃあ「演劇」は私たちには関係ないものなのかというと、
学芸会で演劇をやったり(やらされたり)はしている。
だけど、大人になるどこかで演劇と縁がなくなってしまうんですね。
でも、学校に「演劇」の授業があって、「演劇の先生」がいて、
「面白い演劇をつくる方法」とか「演劇の楽しみ方」を
教えてもらっていたらどうだっただろう、と考えるのです。
音楽や美術、体育のように授業のなかに「演劇」があったら、
それらと並んで「好きなもの、得意なもの」の
選択肢のひとつになる可能性もありますよね。
まずは選択肢に入れてほしいなあと思うんです。
それから「演劇は、自分には合わないな」と
判断してもらいたいなと思うのです。
とはいえ、私たち、シアター・デザイン・カンパニーには
「演劇」を学校の科目にするほどの力はありませんので、
まずは自分たちでできることをやってみることにしました。
それが【夏ゲキ】です。
「まずは、ちょっとだけ、一緒にやってみませんか?」
というお誘いです。
難しいことや恥ずかしいことはやりません。
無理やり何かをやってもらうこともありません。
「演劇って、おもしろい、、、かも?」ぐらいに感じてもらえれば大成功です。
劇体験、朗読、演技、ダンス、殺陣、身体表現など、
12のワークショップがあります。全部で23コマです。
参加費はワンコイン“500円”です。がんばりました。
詳しい内容は公式サイトをご覧ください。
http://kodomo2017.theatredesign.info/
たくさんのご参加をお待ちしています。
シアター・デザイン・カンパニー 代表 植田良子