「演劇って、おもしろいのかな?」

ご存知のとおり、学校の授業には『演劇』という科目はありません。
なぜ無いのでしょう?

実は、今からおよそ150年前、明治維新のころ、
日本の学校で何を教えるかを決めた偉い人が
「ま、演劇は無くてもいいよね」と言ったからなんだそうです。
嘘みたいでしょ?

つまり、ぶっちゃけ、深い意味なんて無いんです!

思い出してみてください。
幼稚園や小学校でのお遊戯会や学芸会で演劇をしたことはありませんか?
警察や消防署の人がつくった防犯・防災についてのお芝居を観たことはありませんか?

実は、私たちが気づいていないだけで、演劇は私たちのすぐそばにあるのです。
昔も今も。

それなのに、学校に『演劇』の授業が無いばっかりに
“面白い演劇のつくり方”とか“演劇を楽しむための5つのポイント”などを知らないまま、
私たちは大人になってしまうのです。

なんともったいないことでしょう!!!

そこで「まずは、ちょっとだけ、一緒にやってみませんか?」というご提案です。

玉藻公園のなかにある披雲閣という古い建物全部を使って
『夏ゲキ! ―香川こども演劇ワークショップ祭―』というイベントを開催することにしました。

劇体験、演技、ダンス、インプロ、コメディ、殺陣、朗読など、
演劇に関する様々なワークショップを集めました。

全部で21もの講座があるんですよ!

教えてくれるのは(ファシリテーターと言います)
香川県内で活躍するアーティストのみなさんです。総勢10人!

しかも、ワークショップ1コマに参加するための代金は“ワンコイン”! 500円です!!
やる気があれば、いくつものワークショップに参加できます。

ところで “ワークショップ” の意味を知っていますか?
たくさんの意味がありますが、ここでは

「ちょっと一緒にやってみようよ」

という意味で使っています。

ちょっとだけ、やってみてください。
それで、「あれ? 演劇って意外におもしろいかも?」と思ってもらえたら
うれしいです。しめしめ。

保護者のみなさんに見学してもらえる講座もあります。お楽しみに。
(なんなら、一緒にやりますか?)

8月26日の土曜日と、27日の日曜日。
夏休みは終わっていますが、夏の思い出にご家族で遊びに来てください。

玉藻公園・披雲閣で待ってます!

 

シアター・デザイン・カンパニー
代表 植田 良子